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50代独身おじさんの日常

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多様性について

世の中の風潮で、"皆んな違って皆んな良い"という多様性が叫ばれている中、未だに凝り固まった考え方の風潮っていうのも、根強く生き残っていて…。

例えば、二重瞼が良いとされる美意識、脚が細ければ美しい、歳を重ねてもシワがないのが正義、友達がいっぱい居ないといけない…などなど、皆んな違って皆んな良いと言いつつも、まだまだ古い価値観に縛られている節もあって、なんだか違和感を覚える、といったお話です、今回は。

私はハッキリ言って一重瞼好きです。二重瞼が嫌いという訳ではなく日本人の遺伝子が組み込まれた人間としては、一重瞼の方が親しみを感じるという事なんですが、そういった本能的な部分での価値観と、メディアが作り上げた価値観との差分が、いろいろな部分に軋轢を生じさせている様に思います。

美の基準なんてものはそれこそ人それぞれだと思うので、どこの誰が決めたのか解らない偏った価値観に振り回されるのは、ちょっとエネルギーの無駄遣いかなぁと、個人的には思う訳です。

年代物のビンテージワインは貴重に扱われる様に、女性も歳を重ねればより人としての円熟味を増すと考えるのが自然なのに、何故ワインは古くても価値があるのに、女性は歳を取ると価値が失われていくみたいな考え方が横行するのか、いつからそういう風潮になったのか、誰がそう仕向けたのか、とても不思議なんですよね。
まぁ、男性の場合は歳を重ねるとおじさん構文の使い手となっていくので微妙っちゃ微妙ですが。

日本は特に、若い女性≒女児であることに価値を見出そうとする傾向が強いと思います。
例えば、舞妓文化とかアイドルグループとか。ランドセルを背負っていてもおかしくないくらいの年齢の女児に化粧させてお酌させたり、過激な服を着せて踊らせたり。
そしてそこに対して大人の男たちが群がって搾取していく構図というか…。
以前テレビか何かで、ジローラモさんが「AKB48の中では誰が好みですか?」とインタビューされた時に「全員まだ子供じゃないですか笑」とあしらっていたのがとても印象に残っています。こういった質問をしてしまう価値観になんだか同じ日本人として恥ずかしさを感じてしまったのを覚えています。

日本人の島国民族としての元来の国民性なのか、はたまた作り上げられた価値観なのかは分かりませんが、"初物"や"処女性"に価値を置く所がありますよね。ちなみに、ジェット機やヘリコプターを買う人は、新品よりも中古を選ぶというのを聞いたことがありますが、それは新しいというだけで何の実績も無い新品に命を預けるなんてことはせず、今まで1度も落ちた実績が無い(≒安全性に信頼がある)中古の方が安心、という考え方で中古を選ぶと。

ちょっと話が飛躍してしまいましたが、何を伝えたかったかと言うと、ダンスや歌が上手で綺麗なお顔の韓流男性グループと同じ空の下に、50代で独身(初物)のおじさん(ビンテージ)も居るんだよ!という小さなアピールです。
皆んな違って皆んな良い、とされる世の中で、初物を重んじる市場に対しても、ビンテージを重んじる市場に対しても、どちらの要素も兼ね備えた稀有な存在なんだけどなぁ、なんでこんなにもモテ無いのだろうか?ん?これはもしや多様性とは違う次元で単に個体としての魅力が欠如しているだけなのかもしれないなぁとか考え始めると、とてつもなくドンヨリとした気持ちに包まれるのでもう2度とそんなアピールをしない様に、後で舌を引っこ抜いておきます。

まぁそんな訳でおじさん構文に磨きをかけていく人生を歩もうと思います。それでは皆さんごきげんよう