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50代独身おじさんの日常

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幻のフランス雑貨店

日曜日は、晴れて湿度も低く、絶好のお散歩日和だったので普段のウォーキングコースではなく、街中を10kmくらい歩ってきました。

基本的には裏通りや脇道、小道が好きなのですが、どうしても大通り沿いを歩かねばならない箇所がいくつかあります。

大通りでも歩道が広い道は歩きやすいのですが、歩道が狭いとすれ違いや追い抜かしがしにくいので自分のペースで歩きづらく、あまり好きではありません。
でも、昨日は大通りの歩道で、私を癒す、こんな出来事がありました。

 

狭い歩道。私の数メートル前を歩く高校生くらいの初々しいカップル。
とても爽やかで仲睦まじく、微笑ましいなぁと、後ろから追い抜かすでもなく一定の距離を保ちながら歩く私。

彼女の方が、「ねぇねぇ、なんでフランス雑貨屋さんなのにあんな漢字だらけの看板なんだろうね?もっとオシャレに横文字使えば良いのに」と。
彼氏の方も、「確かに!なんか超和風じゃね?」と。

私は近眼の乱視の老眼の鳥目なので、彼らがどの看板を見て会話をしているのか全く判りませんでしたが、きっと多分数百メートル先に、フランス雑貨屋さんがあるのだろう、とその時は思っていました。

 

数分後、フランス雑貨店と思しきお店の前に差し掛かったカップルが急に大笑い。
彼氏が「お線香でも買ってくwww?)」と。
彼女が顔を真っ赤にして大笑いしていたので、何事かと思ったら…

 

看板には「〇〇仏壇仏具店」という看板を掲げたお店が!!

 

2023年上半期で1番笑いを堪えた出来事でした。
声を出して笑おうものなら会話を盗み聞きしていたと思われちゃいますし、そもそも1人でケラケラ笑ってるおじさんは通報案件ですし。

 

確かに、フランスは仏と書きますので、「仏具」を「フランス雑貨」と解釈するのも解らなくもないけど、あまりに初々しい2人だったので、可笑しくて可笑しくて。
とても癒される出来事でした。

彼らなりの解釈だと、私は"独"り者だから、ある意味ドイツ人と言えますね。
癒しをくれた彼らに、心の中で「ダンケ・シェーン!」と呟きつつ…、皆さんごきげんよう