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50代独身おじさんの日常

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VIO脱毛がもたらす人類衰退論

五十路ともなりますとですね、毎日身体のどこかしらが痛む、そんな憂いあるお年頃なんですよね。

まぁ今は、まだ何とか1人で生活していますが、いつ倒れてしまったり、事故に遭ったりして、人の手を介してでないと生活が出来ない身体になってしまうか、ほんと解りません。五十路とはそんな年齢層な訳です。

私も、自分が介護を受ける場合のことを考える機会が、最近増えております。
特に、排泄の処理を人に委ねることになった場合のことを考えると、やはり時流に乗ってVIO脱毛はしておいた方が良いのかな?とか、そんなことを朧げながら考えたりするお年頃な訳でございます。



ところで。
なんでVIOには毛が存在するのか。

いや、逆か。
そもそもなんで人の股間、VIOゾーンには、毛が残ったのか。
そりゃ、大事な所だからですよね。


きっと、人間がまだ類人猿とそう変わらない時代では、全身毛むくじゃらだったと思います。
ホモサピエンスとして二足歩行で狩を行い、様々な文明を築き上げていく長い歴史の中で、人間は衣服を着る様になり、大事な部分を衣服で守れる様になって、全身を覆っていた毛も薄くなっていき、結果、頭部と腋、そして陰部に毛が残った…といった感じかと思います。




まぁ頭部には人間の最も重要な器官である脳が格納されている訳ですから、当然毛で覆って守らねばなりません。

一方、腋と陰部は、というと、大事な部分を守るという意味合いもありますが、脇と陰については他の体毛と異なり、縮れた毛で覆われています。

これはフェロモンを長く滞在させておく役割の為、縮れていると言われております。



"フェロモンを長く滞在させておく"必要があるその理由としては、人間には他の動物の様な「繁殖期」というものが存在しないので、異性に対してフェロモンをより感じやすい状態にしておかないと、相手に対して繁殖を意識付ける異性である事をアピール出来ないから、という考え方ができる訳ですよね、きっと。

そう考えると、腋と陰部の毛には、遺伝子レベルで組み込まれた大切な役割があるという事です。


そんな、子孫を残す為の大事な役割を担っている腋毛と陰毛を、「ムダ毛」という自分本位な視点で以てカテゴライズして、根拠もなく忌み嫌い、こぞって永久脱毛する現状…。
我々現代人は、生物学的に何か大きな過ちを犯しているのではないでしょうか…。
何か大きな過ちの渦に巻かれ飲み込まれているのではないでしょうか…。

厚生労働省出生率のデータで見ると明らかで、日本の出生率が1950年頃に第1次ベビーブームがありますが、それ以降は、1970年代中頃の第2次ベビーブームでのちょっとした盛り返しはあるものの、右肩下がりで減少しており、令和5年は第1次ベビーブームの頃の3分の1以下の出生率にまで減少しています。


一方、脱毛の歴史を振り返って見ると…
1960年代には若者を中心に、ノースリーブのワンピースやミニスカートで肌を露出するファッションが大流行し、脇毛の処理、脱毛が一般的なものとなります。

1970年代になると、アメリカから電気脱毛器が輸入されエステ施術が広まっていきました。

1980年代になると、世はバブル経済。この頃から見えない部分への美意識の高まりもあり、VIO脱毛にも抵抗が無くなってきて、世の中、老若男女脱毛祭り。

出生率の減少の曲線と、全身脱毛の普及率の曲線、見事に反比例する訳です。


…ということは、もしも人間が1960年代に、ノースリワンピやミニスカが流行しなかったとしたならば、脇毛や陰毛を「ムダ毛」とは認識しなかった世界線、そもそもムダ毛なんて概念の無い世界線も考えられ、もしかすると、出生率はここまで下がらなかったのでは無いだろうか?…なんてことも考えられる訳です。

終活の一環としてVIO脱毛を視野に、あれこれ考えていた際に湧き上がってきた、私の持論。
それがタイトルにもしました「VIO脱毛がもたらす人類衰退論」です。
まぁあくまでも私の推論に過ぎませんが。

荒唐無稽の理論の様に思えるかもしれません、あながち間違っているとも言い切れないんじゃないかなぁなんて自分では思っています。

きっと、我々が死んで数十年、あるいは数百年が経過した、未来の教科書には…

「1960年代辺初頭、我々の祖先は他人の目を気にし、体毛を忌み嫌いこぞって脱毛をするという不可思議な現象が発生した時代であった。またその頃、個人の希望に応じて顔の造形を骨格レベルで変える整形手術が大流行し、皆んな同じ顔の所謂「量産型」になることを望んだ。その結果、アイデンティティと生殖本能を失い、それに伴う形で出生率が極端に低下し、2080年代後期には一時人類が滅びる寸前にまで、人口数の激減が認められている。」

…みたいな取り上げられ方がされる未来が、至ってリアルでバーチャルに訪れるかもしれません。


まぁその頃には私はもうこの世にはいないので、知らんがなって感じもしますが。

とはいえ、そんな哀しい未来を憂う気持ちの一方で、私が今後、自分の子孫を残すイベントが訪れる可能性がもしかしたらまだ有るかもしれない訳で、その可能性が完全に0%ではない以上、私は人間の一員として、種の保存本能の一部を自ら放棄する様な選択は、今はまだしないでおこうかなと、VIO脱毛は思い留まりました。

引き換えに、クイックルワイパーでフローリングの床にいつの間に落ちたジョンジョロ毛を回収する生活および絨毯の上のジョンジョロげをコロコロで吸着する生活が一生続くことを選択することになりますが、人類衰退の歯止めをすべく、お毛々ボーボーで攻めていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

まぁそんな訳で皆さんごきげんよう

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