11/18(土) 天気：晴れ
予定：なし
…という事で、久々に横浜みなとみらいエリアをお散歩。
赤レンガ倉庫には異様な人だかりが出来ていたので、吸い寄せられてみたら、テレビ東京の60周年記念のイベント「テレ東60祭」なるものが開催されておりました。
暇だし、立ち寄ってみることにします。
テレ東の各人気番組に由来する美味しそうなグルメも多数出店している様です。
早速奥へ進んでみましょう。
食べ物ブースやら物販ブースやら体験ブース、様々なブースが連なっており、家族連れ、アベックたちが瞳孔開いて楽しんでいました。
とにかくこの日は風が冷たくてそして強風吹き荒れており、美味しそうな様々なグルメの匂いが入り混じりカオス感が漂っていました。
西陽を浴びる赤レンガと、テレ東60祭に群がる民衆の図。
赤レンガ倉庫の手前に鉄パイプで組まれている所がステージみたいで、ちょうど何かの番組の公開放送なのか、舞台上で女子アナやゲストがトークしているのが聞こえてきます。
ブースとブースの隙間からそのステージがチラッと見えるのですが、いかんせん隙間が狭過ぎるのと、ステージまでの距離が遠いのと、私の目が近眼過ぎて、正直何も見えませんでした。
後から知ったのですが、私が遠くから薄目で観ようとしていたのは、モヤさまの公開放送(有料チケット制)だったみたいです。
テレ東のイベントだし、漠然と狩野恵里アナを拝めたらイイなぁ…いやわざわざアナウンサーは現場には来ないかぁ〜なんて思っていましたが、本当にステージには狩野恵里アナを始めモヤさまアシスタントオールスターズが居たっぽいです。
昔からこういった野生の勘、嗅覚みたいなところが異常に鋭いのに、全然気づかず1歩手前で引き返してしまうニアミス、昔から多いんですよね。
人の波に疲れたので、赤レンガの人だかりを抜け海側に出ます。
海上には、停泊中の豪華客船ダイヤモンドプリンセス。
字面だけ見ると、冷たい泉に素足をひたしてスカイスクレイパーを見上げそうなネーミングですね。
そして、その手前にプカプカ浮かんでいる船は、マリーンルージュ。
マリンルージュで愛されて、大黒埠頭で虹を見て、シーガーディアンで酔わされる様なそんな世界線も歌の世界の中では存在します。
そしてそこから振り返っての、赤レンガ越しのランドマークタワー。
冬の風が吹き荒れているので、空の抜ける様な青さと雲の白さのコントラストがとても綺麗。
しかし風が強過ぎて全員禿げそうになってます。
あまりの寒さに場所を移動し、 "たこやき番長" なるお店に避難。
名前は聞いた事あるけど、入るのは今回が初めて。
モバイルオーダー、何がどこに載っているのか分かりにくく、苦手ですが、こちらのお店はモバイルオーダー制。
まだ早い時間でほとんどお客さんも入っていないので、直接店員さんにオーダーをしたい所ですが制度なので仕方なく。
とりあえず生ビールの中ジョッキを、モバイルオーダーにて注文…
ところが、運ばれてきたのは、瓶のノンアルコールビール…。
「オヤ！？生ビールの中ジョッキを頼んだんですけど…」とお店のバイト君に告げるも、「いや、アサヒドライゼロをご注文されてますね」と。
いやいやお兄さん、バカを言っちゃぁイケねぇよと言わんばかりにモバイルオーダーの画面を確認したら…
コレ。どう思います？？？？？
メニュー左上に、明らかに生ビールの中ジョッキの写真があるじゃないですかぁ。
私は脊椎反射でここポチッとタッチした訳です。
だって写真はモロに生ビール中ジョッキだし、"アサヒ" ＆ "ドライ" というワードが踊っていたもんで、脳が勝手に「アサヒスーパードライ」と変換してしまったのでしょう…。
識字率ほぼ100％のこの日本国において、文字を読まずにメニューのイメージ写真のみで「これは生ビールの中ジョッキだ」と思い込んで、そのまま読まずにオーダーしてしまったのは、完全なる私の落ち度な訳ではありますが…、コレ、明らかにひっかけ問題ですよね…。
よくよく見たら、メニューの先頭にあるじゃないですか、アサヒスーパードライ(生中)が。
まんまと引っ掛かってしまった私は、負け犬のオーボエを演奏するしかありません。
ご丁寧に栓を抜いての提供の為、返品もききませんし。
仕方なく、たこ焼きが焼き上がるまで、ノンアルを急いで飲み干します。
ゲップしながら冷静に考える訳です「なんだろこの不毛な時間は…」と。
気を取り直して、たこやき(ソース・鰹節)、たこやき(ねぎポン酢)、ハイボールをオーダー。
今度は写真に惑わされずに、活字をきちんと何度も読んで。
しかし、一杯目に誤注文したノンアルコールビールで既にお腹が膨らんでしまったのと、外から漂って来るのか厨房から流れて来るのか、ドブ臭い匂いが気になって仕方なく、追加注文する気にもならず。
マリンルージュで愛されもせず、大黒埠頭にはそもそも行っておらず、たこやき番長で酔えもしない世界線がここにはありました。
どこにぶつけたら良いのか解らない敗北感を久々に味わい尻尾巻いて帰路に着きました。
だいぶ日が短くなったもんです。
時間にしてまだ17:30くらいなのですが、家に着く頃にはもう真っ暗になっていました。
地元駅に着く寸前、多摩川の河川敷で何やらイベントが繰り広げられているのが車窓から見えましたので、ちょっと覗いてから帰ることにしました。
心に敗北感を抱えたまま帰宅する訳には行かないので、ワンクッション挟む寸法です。
フード系・アルコール系のキッチンカーも出店しており、イベントに乗っかり何か食べたいところですが、相変わらずお腹は減っておらず。
それにしても風が冷たいわ強風だわで、気を抜くと禿げそうです。
ぐるっと会場を1周すると、何やら幻想的な灯りが。
灯りに釣られ近寄って見ると、どうやらLEDランタンに自由にメッセージを書いて空に飛ばすそうです。(紐付きなので回収可能)
LEDは自動で色々な色に切り替わるのですが、それがふんわりとシームレスに切り替わるもんで、とても幻想的な感じで映えてました。
しかし、流石にこの日は風が強過ぎて、ふんわり大空に幻想的に漂う…って感じでは無さそうなので、これが大空に飛ばされるのを確認する前に退散。
こちらは、ナイトバブル。大量のシャボン玉を生成する芸です。
2本の長い竿状の棒の先に、シャボン玉を生成できる輪っかの付いたロープが張られていて、シャボン水に浸して上空高くに掲げると大量のシャボン玉が生成されるという仕組みです。
こちらも幻想的なライティングと、カホンや民族楽器の生演奏が醸し出す異空間という感じで、ものすごく綺麗でした。
風下のオーディエンスはシャボン玉が割れる度に「冷たっっっ！！！」と断末魔を上げており、冬の地獄絵図となっておりましたが、見物するにもポジショニングが大切だなと実感した次第です。
この後、あまりの寒さと強風に耐え切れず、家に帰りましたが、イベント自体は20:00くらいまでやっていたんでしょうね、最後は打ち上げ花火の音もしていました。
まぁそんなこんなで、悲喜交々な冬の土曜日を過ごした訳ですが、皆さんごきげんよう。
〜〜イベント情報〜〜
