ストレスにまみれた1週間を、体内からアルコール消毒で浄化し、総てをリセットしてから帰宅するのが、正しい金曜日の夜だと信じて止まない人間です。
平日のストレスは土日に持ち越さない派の方、世の中には結構多いかと思います。
そんな怒涛の1週間の締め括りは、通い慣れたいつもの焼き鳥屋さんで厄落とし。
私くらいのベテランになると、メニューすら見ない、ノールックオーダー。
店の混み具合なども加味しつつ何秒後に運ばれて来るか、無意識に予想する癖があります。
この夜は「34秒」と予想。
心の中でカウントUP。
見事!ジャスト34秒で運ばれて来た黄金シュワシュワ麦ジュース。
研ぎ澄まされ過ぎてて、我ながらびっくり。
仕事では冴えないおじさんも、焼き鳥屋さんでは冴えまくる、このアンバランスなパラレルワールド。
そんなことはさておき…はぁ〜うまい!
この1杯の為に、ストレスを浴び続けている様なものです。
そしてお通しは、茎わかめをラー油で和えたピリ辛コリコリ食感の美味しい奴。
永遠に食べ続けられそうなお通し。名付けてエターナルお通し。
ビールと茎わかめの精神統一で心が整ったので、ようやくメニューを物色。
とりあえず、コロナ疑惑後に続いた味覚/嗅覚異常が、ようやく正常に戻って来たので、大定番のポテトサラダを。
いぶりがっこが入っているこのポテサラは、いぶりがっこ独特のスモーキーさとコリコリ歯触りで以て、永遠に食べ続けられるエターナルポテサラに押し上げ、昇華します。
味覚/嗅覚異常者だった頃は自主規制していただけに、エターナルさにも拍車が掛かります。
エターナルさって何やねんって感じですが。
ポテサラの山頂に纏ったフライドオニオンも良い仕事をしています。
ちなみに前回訪問時、いぶりがっこが入っておらず、ひょっとしてコストUPを抑える為に、ポテサラの選抜具材メンバーからいぶりがっこがリストラされたのかと疑いもしましたが、恐らくその夜は、新入りのまだ不慣れなバイト君が初めて作らせて貰ったけど緊張して肝心のいぶりがっこを入れ忘れた失敗ポテサラ、という事にしておきます。
そんな新入りのバイト君が実際に居たかどうかは知りませんが。
その時のBlog記事はこちら。
メンバー紹介、続けます。
お次は、山形のだしが乗っかった冷奴。
鰹節も乗っかってるし、山形のだしを味わう為には、醤油はほんのちょっぴりで十分。
こんなに幸せな気持ちになれる冷奴、ノーベル平和賞モノですね。
更に、おろし生姜も添付されているので、より複雑な味の世界に足を踏み入れる事も可能。
世の中から戦争が無くなる冷奴。名付けて No War 冷奴。
だいぶ乾燥する季節になって来たせいか、ここで生ビールが蒸発し、枯渇してしまったので、ホッピー(黒)を招集。
こちらのお店で頼むホッピーは、"中"の焼酎がジョッキ半分くらい注がれているストロング仕様のお得なホッピー。
ありがたいこってす。
残りの戦いを、ホッピー「外:1」に対し「中:3」という、3杯構成で戦えます。
まだまだメンバー紹介を続けます。
お次は、馬肉ユッケと馬刺しの盛り合わせ。
"自分1人の力で仕留められない動物は食べる時に悩むタイプ" なのですが、現金なもので、馬肉だけはそんな綺麗事は胸の奥にしまい込んで、目をハートマークにして堪能しまくりやがります。
(♡3♡)/ BANIKU LOVE
最後のトリを務めるメンバーは、串5盛り。鶏だけに。
ステージに上がった焼き鳥ファイブは、タレのコスチュームを纏ってテカりまくりがっております。
輝いているユーたちが好き。
右から順番に体内に取り込んで行きます、鶏だけに。
1番左のつくねを食べ終わる頃には、焼き鳥ファイブのライブに酔い痴れて昇天しています。
※酔い痴れたのは、ホッピー "中" が濃すぎるからという説もありますが。
こちらの焼き鳥は、とても大満足の味なのにお得なので庶民に優しい正義の味方。
金曜夜の厄落としルーティンで、仕事のストレスはすっかり解消し家路に着きました。
そんな訳で皆さんごきげんよう。
今回のお店はこちら。