以前、多腕バンディット問題については、こちらのBlog記事でも言及致しましたが、ここ最近、また私の中でこの多腕バンディット問題がブームとなっておりますもんで、今日はその辺のことについて触れて行こうかと思います。
そもそも、多腕バンディット問題というのは、Wikipediaによると…
“多腕バンディット問題は、確率論と機械学習において、一定の限られた資源のセットを競合する選択肢間で、期待利得を最大化するように配分しなければならない問題。それぞれの選択肢の特性が、配分時には一部しか分かっておらず、時間が経過したり選択肢に資源が配分されることで理解できる可能性がある。“ ウィキペディア
…ということらしいです。
まぁ要するに、スロットマシーンなどで例えると、"5,000円という限られた原資を、どの台にどれくらい注ぎ込むと、最も効率良く稼げるか？" みたいな解釈をすると非常にイメージし易いかと思います。
※多腕の"腕"は、スロットマシーンのレバーを意味している様ですね。
考え方として、
A：沢山回っている台を選べば、大勝ちは望めないけど、手堅く勝てる。
B：とにかく多くの台でチャレンジすれば、その分チャンスが巡ってくる。
C：誰も打っていない台を選べば、大当たりの可能性を秘めている。
…と言った具合に色々なパターンが考えられます。
勿論、上記3パターンに限っている訳ではなく、Aのスロット台で軍資金を増やしてから、Cの台で運試し…といった方法もアリですし、Bの場合でも、1番右の台から500円ずつ注ぎ込んでいく方法もあれば、1番左から攻めて行く戦略もありますし、ランダムに選ぶのもありですよね。もうそれこそ千差万別です。
ただし、原資は決まっているので、Bの方法などを選んだ場合において、際限なく投資できる訳ではないので、見極めが重要となってきますので、なかなか奥の深い問題です。
WebサイトのABテストを行う時なども、こう言った考え方を元にテスト方針やテスト期間、効果検証の時期や判断基準などを固めていくケースも多いのですが、どっちが勝てる確率が高いのか？？？？というのは、ギャンブラーにとって永遠のテーマだったりする訳です。
で。
夏場は一切手に取る事の無かったカップスープ。
最近、朝は冷えるので、カップスープを飲む事が格段に増えて来て、どのメーカーのどの味が1番美味しいのか？という検証にハマっております。
以前、レトルトカレーでも同じ様な大検証をした事があり、その時の事をこちらのBlog記事にも記載しておりますが、この手の検証に手を染めてしまうと、どっぷりハマってしまう性格なもんで、これからしばらくの間、カップスープ生活が続くこととなりそうです。
ひとまず、ポッカサッポロの "じっくりコトコトシリーズ" から検証を開始しております。
エントリーは以下の通り。
(1)濃厚コーンポタージュ
(2)濃厚トマトクリームポタージュ
(3)濃厚海老のビスク
(4)濃厚ブロッコリーチーズポタージュ
1箱3食入りなので、毎朝1食分消費するとしても、約2週間かかります。
じっくりコトコトシリーズには、まだ後4種類あります。
(5)濃厚クラムポタージュ
(6)濃厚かぼちゃクリームポタージュ
(7)濃厚チキンクリームポタージュ
(8)濃厚さつまいもクリームポタージュ
(5)〜(8)についてはまだ購入していないので、11月下旬辺りからの検証となりそうです。
カップスープ業界には、ポッカサッポロ以外にもまだまだクノールなど競合の猛者たちが手ぐすね引いて勝負を待っています。
この冬は、カップスープ検証で終わりそうですが、この検証結果が何か少しでも皆さんのお役に立てれば、それはそれでやって良かったなぁと思えるかもしれませんので、気長にお待ち頂ければと思います。
まぁそんな訳で、皆さんのオススメのカップスープがございましたら、こっそり教えて頂けると嬉しいです。
それでは皆さんごきげんよう。
