焼き鳥が無性に食べたくなったり、スープカレーが無性に食べたくなったり、何かを無性に食べたくなることって皆さんあると思います。
でも、行きつけの店など無い、そんな時、手っ取り早く食べログなどのグルメサイトで検索したりすると思うのですが、私の場合、お店の評価の点数よりもレビューの内容の方がとても気になってしまう性分なのです。
勿論、そのお店のメニューへのこだわりや、店員さんの対応など、そういった本質的な内容を参考にするのは勿論ですが、レビューにポエムを書いているおじさんっているじゃないですか、いわゆる、ポエムおじさん(以降、ポエおじ)。彼らの書くレビューと言う名のポエムを鳥肌を立てながら読むのが結構好きだったりするのです。
なんか、庭にある大きめの石をひっくり返したら絶対虫がウジャウジャいるだろうなぁ…と思いながらも、怖いもの見たさで石をひっくり返し、想像通りの結果に鳥肌を立てると言う思考回路に似ているかもです。
ポエおじにも色々なタイプが居て、孤独のグルメの井之頭五郎気取りのポエおじも居れば、評論家気取りの上から目線のポエおじも居たりして、本当バラエティに富んでいて飽きないです。
で、私が心惹かれるのは「それ、もはやお店も料理も関係無いやん！」って言う、純粋なポエムを書くポエおじ界のサラブレット。そんなサラブレットofポエおじを見つけたら、そのポエおじが書いた他のお店に書かれたポエムも読み漁り、鳥肌がおさまらないレベルまで自分を追い込むと言う誰得な悪趣味が私にはあります。
で、散々読み散らかした挙げ句どうするかと言うと、結論としては、ポエムが書かれていないお店、ポエおじに侵食されていないサンクチュアリを選ぶ事にしています。
庭の大きい石と同じで、触らぬ神に祟り無しって事で。
そんなこんなで皆さんごきげんよう。
