スポンサーリンク

50代独身おじさんの日常

キラキラ要素は0%です。

当ブログはGoogle Adsense,アフィリエイト広告を利用しています

血管迷走神経反射

私は1年に1度くらいの頻度で、血管迷走神経反射の状態に陥る事があります。
この血管迷走神経反射、どんな症状かと申しますと、簡単に言うと「失神で意識を失う」症状です。
なので、外出先でこれになると、救急車を呼ばれるレベルで周りを心配させてしまう事もある為、なかなか困っています。

過度の緊張やストレスで発症するらしいのですが、私の場合、発症するシチュエーションはほぼ2パターン。

◆1つ目
トイレで大仕事をした際に、急に血圧が低下していくのが解り視界がブラックアウトしていき、脳貧血の様な状況に陥り便座に座ってすらいられない状態になります。オケツも拭かずにそのまま倒れ込むケースもありますが、暫く倒れていると脳に血が巡り、何とか起き上がれる様になったら、仕切り直してオケツを拭く、と言うお決まりパターン。
なので、このパターンの時は外出時のトイレで発症すると厄介で、絶対に意地でも外出先のトイレでは寝っ転がりたくないので、便座に座ったまま前屈みになって頭を膝よりも下げて復活の呪文を唱え続ける、と言うハードモードとなります。

◆2つ目
蒸し暑く空気の循環が無い状況(特に梅雨時の超満員電車など)で立っている時に、段々と視界が狭まって来て変な汗が出てきて、ヤバいなと思った瞬間にはもう脳貧血状態になっていて座り込んでいる、と言うケースで、こういった時はもういち早く外の空気を吸って駅のベンチに寝転がりたいのですが、最近の駅のベンチって寝っ転がるのを防止する為なのか席1つ1つに区切りの手すりというか肘掛けみたいなのが付いていて横になれない仕様が多いので、結局はトイレと同じ様に前屈みで頭を低くして復活の呪文を唱え続けるしかありません。

まぁそんな厄介な症状が1年に1回くらいの頻度で訪れます。
ここ2〜3年のコロナ禍のテレワーク生活では安心して家で倒れられますが、マスクの着用義務も解除され、街には人が溢れ、急速にコロナ禍前の生活に戻りつつある中で、次回は外で発症するのではないかと私はヒヤヒヤしております。

若い女性が貧血で倒れるシーンで、周りが手を貸してくれることは容易に想像できますが、おじさんが電車の中で急に倒れても皆さん警戒して手を貸してくれ無いんですよね、もう絶望感に包まれたりもします。ましてやトイレでオケツ出したまま復活の呪文を唱え続けているのにノックで急かされたりドアを蹴られたりすると物凄く悲しみに包まれます。そして冷や汗で汗だくの青ざめたおじさんが出て来ても、"トイレで何してたんだこのおっさん"、と訝しげに見られるだけなので、もう一生テレワークが続いて欲しいです。

予防策としては「よく寝る事」くらいしか無く、もう絶望しかありません。加齢でショートスリーパーに拍車が掛かる私にとっては。
そんな、人生だけでなく血管まで迷走している哀しい状況ですが、いつどんなシチュエーションで発症するかは運任せ…。

昨日久々に家のトイレで発症し、オケツ丸出しで倒れながら、そんなことを薄ら考えておりました。

まぁそんな訳で皆さんごきげんよう