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50代独身おじさんの日常

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他者意識

他人から見て自分はどう見えているのか?という話ですが、昨日、スーパーで食材を買い、帰る途中に「あ。豆腐を買い忘れた。」と気付いたのですが、またスーパーまで戻るのも面倒だし、家までの道のりにあるコンビニで豆腐だけ買うことにしました。

レジでお金を払い、袋は要りませんと宣言し品物を受け取る際に、ふと豆腐に目をやると、豆腐の上にプラスチックの透明のスプーンが置かれている事に気付きました。

「ん?」

外国人なら日本の豆腐をプリンやヨーグルトの様にスプーンで食べるものと思っているケースもあるかな?と思いレジ担当の方を見ると、若い女性。名札を見ると日本人。
私は瞬時に "あ!この女性は豆腐をスプーンで食べるのか☆だから私にもスプーンをつけてくれたのね!" と自己解決できたので「スプーンは、要りません(ニコッ)」と店を出ました。

しかし、帰りの道々「いや待てよ?もしかすると、レジの女性自身が豆腐をスプーンで食べるからではなく、私が豆腐をスプーンで食べがちなおじさんに映って気遣いのつもりでスプーンをつけてくれたのかもしれない…。」と言う思いも浮上。
もしもそうだったとすると、豆腐をスプーンで食べがちなおじさんと察知したその判断基準って何だろう?と言う疑問が沸々と。彼女は私をどうプロファイリングしたのか、日頃他人から自分がどう見えるかなんてほとんど気にしないタイプなので、こういう事態が発生すると俄然気になり始めてしまいます。

彼女は私でなくても豆腐を購入するお客様に対してはスプーンをつけるのだろうか?もしそうだとすると、それはそれでちょっぴりジェラシー。
いやいや私は何に対してジェラシーを抱いているのだろう…。

あの時、スプーンを断らずに「ありがとう(ニコッ)」と対応していたら、きっと彼女は私くらいの年恰好のおじさんが豆腐を買う際には、スプーンを付け続けるのだろうか。はたまた、私くらいの年恰好の豆腐を買うおじさん達の中でスプーンを断った最初の男、と言うセンセーショナルな瞬間だった可能性もあるかもな…。
そんなどーでも良い事を考えながら帰路に着きました。

まぁそんなこんなで昨夜の晩酌時の冷奴を家のスプーンで食べてみましたが…微妙な感じでした。

豆腐をスプーンで食べて微妙な表情を浮かべるおじさんを想像して、わざとスプーンを付けてくれたのだとすると、レジの彼女はなかなかの策士です。ややもすると豆腐にスプーンを付けた時に「スプーンは要りません」と断られずに何回行けるか?みたいなセルフギャンブルをしていたかもしれないので、それに乗らずに断った私の対応は正解だった様な気が、今ではしています。
他人のセルフギャンブルには厳しい私ですが、そんな訳で皆さんごきげんよう