スポンサーリンク

50代独身おじさんの日常

キラキラ要素は0%です。

当ブログはGoogle Adsense,アフィリエイト広告を利用しています

SDGsと多様性

なんだか物凄くグローバルでマクロなテーマですが、非常に狭い範囲しか見えていない私のミクロな視点で、SDGsと多様性について語っていきたいと思います。

この1ヶ月間、久しぶりに通勤電車のラッシュに揉まれつつ見えてきたことがありまして。

 

まぁそれが何かと言いますと、一定数存在する "ビジネスバッグのセルフ補修おじさん" の存在。(略して "セルおじ"

 

SDGsの観点から言うと、基本姿勢として、モノを大切にすることはとても良いことだし、修理しながら使い続けるのも素敵なこと。

多様性の観点から言うと、基本姿勢として、みんな違ってみんな良い。誰もが大切なオンリーワン。

 

解ってます、解ってますよ?頭では。
とは言え、とは言え、ですよ?と言うのが、セルおじの存在。

 

ドンキとかホームセンターとかで売っているタイプのノーブランドのビジネスバッグ。
ローコスト生産の皺寄せは製品の耐久性に現れますが、セルおじ達は大体この手のバッグを大事に修理しながら使っていることが多く見受けられます。

〈セルおじ作品例〉
・破損したストラップの金具を、市販のカラビナや結束バンドを駆使して補修
・縫製が甘くほつれてしまった部分は黒のビニールテープや安全ピンを駆使して補修
・擦り傷で剥げた合成皮革は黒マジックで塗ったり蛍光反射テープを駆使して補修


保証や修理などアフターケアがちゃんとしているメーカーやブランドのビジネスバッグは少しお高いけど、お高いだけあって耐久性もあるしメーカー側で確実に修理してくれる、という信頼と安心感を選択する人も居れば、一方ではコスパ優先セルおじ的選択をする人も居るので、多様性の坩堝と言えますが、どちらを選択しようと、誰にも迷惑をかけて無いですから、本人が幸せなら、他人がとやかく言う問題でも無いしどうでもイイっちゃイイんでしょうけども…。

 

解ってます、解ってますよ?頭では。
とは言え、とは言え、ですよ?と言うのが、セルおじの存在。

 

もし仮に、ご主人がセルおじバッグで通勤しようとしたら、世の奥様方は止めますよね?止めないケースも中にはあるのかな?

例えばご主人が、セルおじバッグを肩から提げて得意先に訪問したら得意先担当者はどんな眼で旦那を見るのか…
例えばご主人が、セルおじバッグを肩から提げて若手社員達を引き連れて飲みに行くとしたら若手達はどんな眼で旦那を見るのか…
例えばご主人が、セルおじバッグを肩から提げて受付嬢を食事に誘ったら受付嬢はどんなコーディネートでデートに臨むのか…

もし私が奥様の立場だったら、自分の旦那にセルおじバッグなんて持たせたく無いと思ってしまうかもしれません。

逆にもし自分がセルおじの立場だったら、奥様に良いバッグを買いたいとねだると思います。

でもそういう考え方そのものが、多様性を阻害する考え方なんだろうなぁと言うバランス感覚も一応は持っているつもりなので、敢えて本人に指摘したりはしませんが、セルおじの存在は私に色々な事を考えさせます。

(どうでも良い事ですが、受付嬢がどんな眼で旦那を見るのか、ではなく、意外と乗り気でデート服のコーディネートを考えている設定にしたのは、単に私のイタズラ心で、セルおじにはそんなロマンスは無いと信じています。というかそんなの絶対許しません!)

 

まぁ昨日は1人でそんなことを考えながらホルモンを焼いていた訳ですが、セルおじバッグを肩から提げて受付嬢を食事に誘っている自分の姿を思い浮かべてみたら、シュール過ぎて鼻からメガレモンサワーを吹いてしまいました。

まぁそんな訳でホルモンと共に一足先にゴールデンウィークに突入致しましたが、皆さんごきげんよう

f:id:blog819TMM:20230428073001j:image