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50代独身おじさんの日常

キラキラ要素は0%です。

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深淵をのぞく時、深淵もまた…

スマホに備わっているアラーム機能。

寝坊したく無いので、毎晩寝る前にスマホのアラームがセットされている事を確認してから寝る様にしている。

 

しかしながら、私は元々ショートスリーパーであるのと老人性早起き症候群な為、アラームに起こされるという事はほぼほぼ無い。

ほぼほぼ無いと言うより、むしろ100%無いと言っても過言では無いくらい。

 

まぁそんなアラームなんて全く必要としないタイプの人間なのだが、万が一という事もあるので、一応寝る前にはアラームがセットされている事を確認するのだが、そんな時ふと思うのである。

 

"もしや、私がアラームをセットしているのではなく、アラーム側が私をセットしているのでは…?"と。

 

何が言いたいか解らないかも知れないので、もう少し噛み砕くと…

 

私は寝坊したくないので毎晩アラームをセットしてから寝る。しかしこのアラームに起こされるなんて事はほぼ100%無く、毎朝アラームが鳴る前に起きて、アラームが鳴らない様に設定を解除する日々を送っていると、何だかこの一連の行為の主従関係が逆転してくる感覚に陥いるのだ。

 

"毎朝アラームを解除させる為に、アラーム側が毎晩私をセットしている。"のではないかと。

そんな風に思えてならない。

 

深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。に近い感覚かも知れない。

 

私達は実は気付いていないだけで、私達の身の周りには実はこんな事が多く有るのではないだろうか。

 

テレビで観たのか本で読んだのか覚えていないのだけれど、

"人間の食生活は実は大腸菌が支配している"的な話を耳にした記憶がある。

明確に覚えていないのでザックリとした説明になってしまうが、これは何かと言うと、我々人間は健康の為に野菜を摂ったり、逆に何だか脂っこいモノを食べたくなったりするのだが、これは我々人間の意志によるものではなく、実は我々の腸内に宿る大腸菌による宿主操作によるものなのだ。と言った内容で、要するに寄生している側が自分達が生き長らえる様に宿主をコントロールしていると言う話。

 

アラームの話然り、大腸菌の話然り、我々は自分の意思で行動していると思い込んでいるが、ひょっとしたら自分以外の何者かによって自分の行動を支配されているのではないか…?という問いで今日の話は締め括りたいと思います。

それでは皆さまごきげんよう