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50代独身おじさんの日常

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タイでの生活を思い出す暑い夜

昨日はプロジェクト最終日でしたので、我々の部隊は夕方早めに貸与品の返却などを済ませ、全体会議の場で最後のご挨拶をし、プロジェクトを去って行った訳ですが、まだまだ外は明るく、そして蒸し暑かったので、ふとタイのバンコクでの生活を思い出してしまいました。(まぁ、行った事は無いのだけれど)

なので、気分はタイ!口は既にタイ料理!と言う事で、家の近所にある安定の美味しさを誇るタイ料理屋さん「mogmog」さんに行くことに。


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重量感のある分厚いメニュー。
食べたい物が有り過ぎて、捲り進めていくだけでも目が楽しく、メニュー内を何往復もしてしまいます。
お腹の空き具合と、プロジェクト完遂時の充実感、そしてこの蒸し暑さと、店内に香る香草やスパイスの香り…迷います。目が欲張りになり過ぎます。

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ひとまず、シンハー小瓶を頼み、心を落ち着けます。
シュワシュワと喉を潤し精神を統一し、頼むメニューを決めました。

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まずは、エビのピリ辛口のサラダ。
タイ料理の特有の、甘いしょっぱい辛い酸っぱいの完璧なハーモニーで、一気に脳がヤラレます。
ほんと、一口食べただけで、ふとチェンマイでの生活を思い出す美味しさです。(まぁ、行った事は無いのだけれど)
よもや、何か非合法の調味料でも入っているのではないかと疑う程、癖になる美味しさです。
ゴロゴロ沢山入っている海老ちゃん、玉ねぎや小さい筍?などそれぞれ歯応えの異なる食材、そしてパクチーの香り。
永遠に食べる事ができます。

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そして同時に頼んだのが、ガイヤーン
タイの焼き鳥ですね、甘辛ダレを付けながら食べますが、こちらも絶品です。
早食い選手権の関東地区予選かという位の勢いで、体内に吸い込まれていきます。
子供の頃、学校給食で洗脳された三角食べ(シンハー → エビのピリ辛口のサラダ → ガイヤーンのLoop)が止まりません。
知らず知らずのうちに微笑みの国の住人と化し、知らず知らずのうちにコップンカーとか呟いておりました。
※コップンカー:ありがとう

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私の食欲は火が着き、一旦メニューを貰い追加注文。
まずは、生ビール中ジョッキを飲みつつ、品定め。

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タイ料理を食べる時には必ず頂くのがトムヤムクン
この角度だと解りづらいですが、スープポットの下には固形燃料が燃えていて、最後まで熱々で頂ける、心遣い溢れるトムヤムクン
君の心遣いを私も見習うよ、トムヤム君!
味は日本人に合わせてややマイルド寄りの味ですが、日本日本している訳ではないのが嬉しいところ。
大きなサイズの海老が5匹位入ってて満足度も高いです。手掴みで海老のミソをチューチュー吸う幸福感。
フクロタケの食感、レモングラスの爽やかな香り、辛すぎない程よい辛さ、もう最&高ですね。
知らず知らずのうちにミークワームスックとか呟いておりました。
※ミークワームスック:幸せです

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そして最後の締めは、グリーンカレー&ライス。
タイ料理屋さんに来ると、グリーンカレーも必ず頼んじゃいますよね、パブロフの犬の如く。
ゴロゴロと大きい鶏腿肉や茄子、ピーマン&パプリカ、そしてココナッツミルクの味。
辛さはかなり抑えられているのでお子さんでも平気で食べられる優しいグリーンカレー
それでも頭の毛穴からジワジワ汗が出てくるのでスパイシーなんでしょうね。

ところで、久しぶりに食べるタイ米。美味しいです。
中々自分でタイ米を買う事は無いので、食べる機会も多くは有りませんが、タイ米、好きなんです。

タイ米を食べると、ノスタルジックなエモい感情が湧き上がってきます。


学生の頃、ファミレスのデニーズでアルバイトをしていた事があるのですが…
その頃、"1993年米騒動" という、いわゆる平成の米騒動を経験した世代でして、冷害で稲がやられ日本米が市場から一気に消えた時期を思い出すのです。

その頃、アルバイト先でも何とか、日本米不足対策として、日本米に代わるタイ米やカリフォルニア米を使ったメニュー開発が必要で、様々なタイ料理のメニューが一気にラインナップに加わりはしましたが…
最初のうちは「タイ料理フェア」みたいに銘打って、物珍しさで頼んではみるけれども、あまり客ウケとしては良くなく、リピートには繋がらず、本部指示でタイ米メニューをもっと販売強化しろ!とお達しが来ていて、各店舗の店長さん達はかなり困っていたのを思い出します。

まぁそんな状況でしたので、従業員の賄いもほぼ強制的にタイ米メニューに限定され、タイ米が苦手な子達はみんな文句ブーブー言っていました。

私はそれまでタイ米なんて食べた事がなく、この騒動で初めて食べたのですが、「タイ米!美味しい!」と気に入ってしまいバクバク食べていたら、皆から引かれたのを今でも思い出します。

好きなモノを好きだと言うだけで、皆との距離が生まれるという謎現象や、食べ慣れていないというだけでタイ米を毛嫌いする人も居るんだ…と知った時の、そんなちょっぴり悲しい思いをした思い出を、今でもタイ米を食べるとふと思い出してノスタルジックなセンチメートルジャーニーな気分を味わいます。
まぁ数cmのみの小旅行ですけどね。


話はだいぶ逸れましたが、タイ米は正義という事です。

まぁそんな訳で昨日は、これまで頑張って来た自分に対し、美味しいタイ料理で労う事が出来たので大満足でした。
今日は次のPrjの事前準備の為の更に下準備的なことしかやる事ないので、気楽な金曜日です。

それでは皆さん、ごきげんよう

r.gnavi.co.jp