我ながら自分のせっかちぶりを恨む出来事が発生してしまいました、というお話。
自分では全く思っていなかったのだけれど、私は割とせっかちなタイプみたいで、コンビニに入店する前から財布を取り出して小銭入れのファスナーを開けた万全の状態で入店するとか、トイレで用を足す際は男子トイレに入る前からファスナーをおろし始めたりとか…。自分では全く意識せずにやっていた事が、他人に言わせるとせっかちだと言われてしまうのです。
自分としては効率主義と言ってくれと思わないでもないが、まぁとにかく傍から見ると相当なせっかちさんだと映るらしい。
そんな効率主義の私なのでたまに思いもよらぬ大惨事を巻き起こしてしまう事も有りまして…。
先ほど、久々にやってしまいました。
昼ご飯の支度を終え、冷蔵庫からドレッシングと缶ビールを取り出し、左手にドレッシング、右手に缶ビールを持ち、リビングのテーブルまでの極々短い距離の中で無意識のうちに“ドレッシングを振って混ぜるには丁度良い距離だな”なんて思いながら、効率主義の私はドレッシングを振って歩く訳ですよね、イノセントな気持ちで。
で、テーブルについて、さぁ頂きます!と言うタイミングで缶ビールをプシュッ!と開けた刹那……。
日本シリーズの優勝祝賀会会場と化しました。
真昼間っからの単独ビール掛け。
人間ってアレですよね、思いもよらぬ事が起きると咄嗟に何が起きているのか判断出来ず、ただただボォーッと起きている事を眺めてしまうものですよね。
ようやく、ドレッシングではなくビールの方を思いっきり振っていたのだと理解が追い付き、大惨事の後始末を。
ちなみにテーブルや床を拭く時、何故か左手のドレッシングは持ったままという非常に効率の悪い後始末作業でした。
きっとショックで左手まで意識が行ってなかったんでしょうね。
ドレッシングを持ったまま拭き拭きしている自分の姿が窓ガラスに映り、ハッと気付きました。
ところで冷静に考えれば、テーブルについてまずはプシュッと缶ビールを開けて喉を潤して、それからドレッシングを振ってサラダに掛けても十分間に合う(って何に?)のに、なんで無意識のうちに効率を求めてしまったのだろう?と。
もう少し余裕を持った大人の男として振る舞える様、2023年はあまり効率を求め過ぎない様に気を付けて臨みます。
それでは皆さんごきげんよう。