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50代独身おじさんの日常

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成人の日

自分としては極々自然にやっている事で特に意識せずともこなせてしまう事って何かしら有ると思いますが、そんなノウハウが実はどこかの誰かにとっては有益な情報だったりする、ってことは世の中には多々ある有る訳で、資本主義の根源とも言えるのですが、昨日はずっとそんな事を考えていました。

例えば、お掃除が苦手な人にとっては、お掃除に対して何の苦手意識もなくむしろ生き甲斐としてやってくれる人がいるのであれば、お金を払ってでもその人にやって貰った方が精神衛生上も良いし、好きでお掃除を生業としている人にとっては自分の存在価値を発揮出来て報酬まで得られる、と言うお金の循環だけでなくエンゲージメントも発生する訳で、いわゆるWinーWinというやつですよね。

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上の図は、私のイメージです。

 ① 好きな仕事なんだけど、なかなか結果が出せない

 ② 好きな仕事で、且つ苦もなく結果を出せる

 ③ 好きではない仕事で、且つなかなか結果が出せない

 ④ 好きではない仕事なんだけど、苦もなく結果を出せる

仕事で悩んでいる人は多いとは思いますが、イメージとしてはまず①に当たるケースで悩まれていることが多いのではないかなぁと思います。好きな仕事にも関わらず結果が出ない状態で諦めるのも逃げる様で悔しい、しかし食べて行けなければ仕事としては成立しないし、潮時を判断できない…と言った狭間で悩まれるケースです。売れない役者、地下芸人、などなど、“諦めずに続けていれば…”と頭で解っていても…というケース。

多分②に当たるケースで稼げている人は、世の中でもほんの一握りの様な気がします。子供の頃から歌が上手で数々のコンテストで優勝を総ナメして満を持して歌手デビューし成功…みたいなケースです。勿論それは本人の才能だけでなくご自身の並々ならぬ努力や周りのサポートもあっての話だとは思いますが、才能を開花できたケースとでも言うのでしょうかね。

で、恐らく世の中の大半の人(自分も含め)は③か④なんじゃないかなぁと予想していたりするのですが、③を引いてしまった場合は精神衛生上にも宜しくないので何かしら避けられない理由が無い限りは別の仕事を探した方が良いと思うのです。心を病んでまでやる必要があるのかというと、会社にとってはその人じゃなくても代わりは利くけど、家庭や家族にとってはその人がオンリーワンなので無理に③を続ける必要は無いと個人的には思うのです。

で、最後に残るのは④なのですが、実はこの領域が1番現実的な収入確保と世の中から必要とされているという自己肯定感を高次元でバランスできる領域なのでは無いかなぁと、私は思うのです。

最初は特に好きでもない仕事でも、やっていくうちに徐々にスキルやコンピテンシーが身について、苦もなく結果を出せる事が自分でも解って来て、他者からも信頼され仕事を任されて行くうちに、自信に繋がっていき結果として好きに変わっていく(いつの間にか②に移行する)のが④なのかなぁと。勿論苦もなく結果を出せるので①や③に移行するということもないですしね。

なのでまぁ、好き/嫌いという軸よりも、まずは苦もなく結果を出せるかどうか(要は向いているかどうか)という観点で自分のキャリアプランを見つめて見るのも良いのかなぁなんて思ったりするのです。

成人の日という事でこれから就職活動を始められる方や、この春から社会に出て大きく羽ばたいて行く若い方達にこんな考え方もあるよという事が伝わると良いかなぁなんて思いました。※とはいえ、50代の独身おじさんのブログがその層に届く事は現状考えられませんけどね。

 

それでは皆さんごきげんよう