ずっと間違って覚えていた事や勝手に思い込みをしていた、そんな事って誰しも多かれ少なかれ有ると思います。
自分自身がそれに気付けるとまだ良いのですけれども、誰かとの会話の中で指摘されて初めて気付かされたりすると、なかなか恥ずかしいものですよね。
例えば…
・ブーケの香り
昭和を駆け抜けてきた世代としては、洗剤や芳香剤などには必ずこの「ブーケの香り」と言うラインナップが存在していましたよね。
私はずっと、“ブーケ”と言う花の種類があるのだと思い込んでいまして、お花屋さんで「ブーケの花束を下さい」という、頭痛が痛い的な、なかなか恥ずかしい思いをした記憶があります。この時は流石にショックで膝が折れました。
・イベリコ豚
初めて聞いた時にイベリコという言葉自体を耳にした事が無かったのと「柔らかくてとても美味しい」的なフレコミも有り、てっきり“イベリ子豚”だと思い込んでいまして、「やっぱり子豚だからこんなに柔らかくて美味しいんだね」とか知った様な口を聞いてしまったが為に、なかなか恥ずかしい思いをした記憶があります。この時は流石に自分の舌を切り落とそうかと思いました。
・歌詞
歌の歌詞については、直接恥ずかしい思いをした事は無いのですが、懐メロ番組やカラオケ番組などで歌詞がテロップで表示され、初めて間違って覚えていた事に気付かされるケースが多いです。
例えば、ラッツ&スターの「(め)組のひと」の歌詞で、歌い出しの部分で
“いなせだね 夏を連れて来た女”
という部分を、ずぅ〜っと
“良いなセダンで 夏を連れて来た女”
だと思い込んでいたもんで、何十年という時を経て事実を知りショックでした。この時は流石にセダンに乗る資格がないので免許証を返納しようか思いました。
“どうか来てほしい 水際まで来てほしい”
という部分を、これまたずぅ〜っと
“どうか来てほしい 水着屋まで来てほしい”
だと思い込んでいたもんで、これまたショックでこの時は流石に水着屋に転職して償うべきか悩みました。
割と最近で言うと、BUMP OF CHICKENの「天体観測」の歌詞のサビの部分の
“見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ”
と言う部分を、これまたずぅ〜っと
“見えないモノを見落として 望遠鏡を覗き込んだ”
だと思い込んでいたもんで、望遠鏡を覗き込んだって見落としたモノは見つからんだろうに、不器用な人なんだなぁくらいに思っていた自分が不憫でなりません。この時は流石に眼に望遠鏡を移植すべきか悩みました。
まぁこれら、鼻歌を誰かに聞かれて指摘されなかっただけマシですけどね。
そんなこんなで皆さんごきげんよう。