昨日はオートバイでツーリングに出掛け、単気筒エンジンの鼓動感と振動が自分にとっては気持ち良く感じるなぁなんて事をぼんやり考えていた訳ですが、全てのシーンにおいて気持ち良い訳ではなく、割と限られた範囲での話で…。
100km/hを超える高速走行などは、車体の振動が酷く高速道路を走っていると手も足も尻もビリビリ痺れてしまいますので、正直不快なレベルです。
まぁ、もう全然慣れてしまって麻痺してますが、昨年パフォーマンスダンパーってのを取り付けたのでだいぶ解消はされているかもです。
逆に、アイドリング状態や、5速2,500回転50km/hくらいでノンビリ走っている時の気持ち良さと言ったら、何とも言えない気持ち良さがあります。
ちょっとこの、気持ち良さのメカニズムを解明したいなぁと。
〜以下、オートバイに興味の無い方、多気筒エンジンにお乗りの方には全然興味の無いトピックとなります、スミマセン。〜
まずは気持ち良いと感じる時の周波数を計算して見て、その周波数が他の何かと共通性でもあるのか調べてみようと。
例えば…
・アイドリング時の回転数:1,100回転/分くらい
・4ストロークのエンジンの1サイクル当たりの爆発:1/2(2回転に1回爆発する)
・エンジンシリンダー数:1(単気筒)
上記を計算すると、1,100÷60×1/2×1気筒=9.16Hzとなります。
そして同様に「5速2,500回転50km/hくらいでノンビリ走っている時」の周波数を計算すると…
2,500÷60×1/2×1=20.83Hzとなります。
ちょっと頭をよぎったのが、"シューマン共振"の存在。
地球が自転する際に発生する周波数で幾つかの周波数が存在するのですが、自然界の動物(犬や猫など)は、この周波数を本能的に察知できているので、地震が発生する前に吠え出したりするって何かで読んだ気がしますが、それが確かこの辺りの周波数だった様な気が…と改めて調べたら、
一次波:7.83Hz、二次波:14.1Hz、三次波:20.3Hz…とあるみたいです。
一次波の7.83Hzとアイドリング時の9.16Hzでは全然違うので、これは当てはまらなさそうですね。
一方、三次波の20.3Hzと「5速2,500回転50km/hくらいでノンビリ走っている時」の20.83Hzはかなり近い周波数と言えそうです。
ちなみに、回転数はメーター(アナログ)読みなのできっちり2,500回転をキープ出来ている訳でも無く、道路状況も常に変化しているので回転数は多分2,400〜2,500回転くらい、とすると…
2,400÷60×1/2×1=20Hzとなりますので、(20Hz+20.83Hz)÷2=20.415Hzとなる訳で、だいぶ三次波の値に近づきましたね。
実際には走っているバイクで感じるエンジンの振動で、且つ耳から入ってくるマフラーからの排気音が混じっている状態で気持ち良いと感じるので、この辺の誤差を吸収している様に思えますが実際どうなんでしょうね?
科学的な証明とは全く言えませんが、一先ず私の中では、SR400で「5速2,500回転50km/hくらいでノンビリ走っている時」のあの独特の気持ち良さは、シューマン共振の三次波と近しく、本能的に馴染みのある周波数だからだ、と結論付けておきたいと思います。
まぁそんなこんなで全くもってどうでも良い話でしたが、それでは皆さんごきげんよう。