ここ2週間くらいずっと夏風邪が長引いており、咳も微熱もなかなか復調せず、地味に辛い状況が続いています。
きっと悪い霊の仕業だと思います。
除霊が必要です。
…という事で、近所の居酒屋さんに除霊に行きました。
儀式は厳かな雰囲気の中、執り行われます。
まずは私の体内に潜む霊に「お前はここにいてはいけない。成仏しなさい。」と、麦とホップ由来の聖水を浴びます。
勢い良く飲むと、私の口からモクモク…と悪霊が出て来ます、ゲップと共に。
扁桃腺が腫れているのでピリピリ染みますが、儀式なので仕方ありません。
私はこの美味しい聖水をガブガブ飲むしか道は残されておりません。
悪霊に痛めつけられた私の身体には、美味しい料理が必要です。
運ばれて来たお通しは、朧(おぼろ)豆腐の上にツナとキムチを和えた美味しいモノが乗っていて、どんどん除霊が捗ります。
ここのお店は、何を頼んでも私の期待値を1.5倍くらい超えるクオリティの美味しい料理を食べさせてくれるお店ですが、お通しからこんなに美味しいので、悪霊もたまったもんじゃないですよね。
続いて、枝豆。
枝豆を口の中に弾き出して悪霊をやっつけます。
ところで…
枝豆を頼むと、ちょうど半分くらい食べた辺りでもう「枝豆」と「殻入れ」、どっちがどっちだか判らなくなって、結構な確率で「殻入れ」の方から殻を掴み取って「あ。こっちじゃないや。」っていうイリュージョン、ありますよね？
話が逸れましたね、除霊に戻ります。
お次はポテサラで退治を試みます。
こちらのポテサラはゴロゴロとじゃがいもの原型を残すタイプで素材で勝負系のストロングスタイルなポテサラです。
シンプルですが悪霊もびっくりの美味しさです。
上にちょこんとアンチョビが乗せられていて、これがまた良いアクセントになっています。
勝手な想像ですが、悪霊はアンチョビとか苦手そうだな、なんて考えながら黙々と儀式を執り行います。
健康に気を遣って、リンゴ酢サワーを発注。
これも勝手な想像ですが、悪霊は酢も苦手そうですよね。
例え儀式とは言え、もう美味し過ぎてグビグビ行っちゃいますね。
続いてシラスおろしで除霊していきます。
こちらもこれだけ大勢のシラスの霊で対抗しているので、悪霊も白旗を挙げざるを得ません。
あともう一息！
梅干しサワーで攻勢を掛けていきます。
もう梅干しなんて特に、悪霊は苦手ですもんね！
マドラーで良く潰し、よく掻き混ぜて、体内に取り入れます。
そして、除霊の儀式もクライマックス。
甲斐路軍鶏の刺身5種盛り合わせ。
生肉で悪霊を退散させる寸法です。
11時の位置から逆時計回りで、腿のタタキ、胸のタタキ、ハツ、レバー、笹身。
レバーはニンニクと胡麻油で頂きます。新鮮なレバ刺しは永遠に食べ続けられますね。エターナルレバ刺し。
他の部位は、茗荷と貝割れを挟み、九州の甘めの醤油で頂きます。
平日木曜日の21時にも関わらず、次々とお客さんが訪れてくるのも納得です。
最後のトドメは塩レモンサワー。
ほら、悪霊って塩もレモンも苦手じゃないですか。
悪霊の苦手と思われるものを沢山摂取し、無事、除霊完了！
ところで、前回のBlogで、
と謳っておりましたので、そのご報告ですが…
日曜日の夜にお酒を飲んで以来、断酒生活を続けており、丸4日間継続する事が出来ました。
時間にすると約100時間ほど、肝臓からアルコールを抜いていたことになるので、内臓については不調もだいぶ改善された気分です。
あくまでも気分です。
そして体重も1.5kgほど減少。まぁ1.5kgなんて誤差みたいなもんですが。
そして、今日は棚ボタ式にお休みとなったので、ゆっくり休んで美味しいものを食べて、夏風邪を治しちゃいたいと思います。
それでは皆さんごきげんよう。
