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50代独身おじさんの日常

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エコバッグとトラウマ

昨日、近所にある Standard Products で2種類のエコバッグを1つずつ(計2個)買いました。

standardproducts.jp


エコバッグ自体は元々使っている物があるので、2つも買い足す必要は無いのですが、レジで「袋、要りません」と言ったのに、その日のカバンの中にエコバッグが入っておらず「やっぱり、袋…下さい(照)」と、もう一回レジに並び直して申請する屈辱プレイを年に10回くらいやらかしてしまうので、持ち歩く全カバンに最低1個はエコバッグを忍ばせておく作戦に切り替えました、というのが2つも買い足したキッカケなのですが、買い足した2つのエコバッグは、いずれもデザインの良さと素材の良さもあって、積極的に手が伸びてしまった訳です。

ダイソーの安っぽさやカラフルさがなく、落ち着いたトーンとデザインで300円には見えないのが Standard Products のイイところですよね。
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そう、私は、エコバッグなんてものに支払う対価は、せいぜい500〜600円までだよね、という金銭感覚の持ち主なのです。
そんな私が、エコバッグを買う際に心を掻き乱されてしまい、すっかり自分を見失ってしまった苦い経験を、思い出してしまったのでブログに書いておこうと思いました。

 

レジ袋有料化が法案として可決されたのが今から3年くらい前だったかと思いますが、レジ袋を有料化したからといってプラスチックゴミが減る事は無いだろうと当時からも言われていましたし、私自身も眉毛に唾をたっぷり塗りながら小泉進次郎さんを見つめていました。
でも、一方で鼻にストローが刺さったまま涙目で海を泳ぐウミガメの映像を見ると、人間として何かしなくてはいけない気持ちも有り、法案化される前にエコバッグを買いました。

 

私のエコバッグデビューは「シュパット」のコンパクトバッグ(M)ってタイプ。

コンパクトバッグ(M) | Shupatto


コンビニで見かけた時に「使い終わったら簡単に折り畳める仕組みが良いな」と思い、特に良く値札も見ずにレジに持って行ってしまったのですが、私の中ではエコバッグってせいぜい500〜600円だよねという思い込みがあった訳ですから何も疑いもせず、という感じで。

で、バーコードをピッとしてレジの店員さんが「2,200円です」的な事を言うんですよ、こちとら500円くらいの感覚だったのに。
想定外の金額に頭がバグってしまい「2,200円!?」と今まで出した事の無い様なちょっとマスオさん的なトーンが出てしまい、そんな自分にもびっくりしちゃった訳ですが、平静を装わねばならないので、ここはスマートに電子マネーでと思って「Paypayで♪」と言おうとしたのに「ペペペペ…ぺイペイで!」と返答してしまい、おもいっきり掻き乱されているのがバレバレな状態に。

そんでもってトドメを刺されたのが「レジ袋、お付けしますか?」の問いに対して、既に完全に頭がバグっているので「はい、お願いします」と返答してしまい、The End。
完全に自分を見失った自分の発言自体に、心が折れてしまいました。

もう一生レジ袋を必要とせずに生きていくんだ!と心に決めてエコバッグを買った筈なのに、舌も乾かぬうちに、買ったエコバッグをレジ袋に入れて帰ると言う、本末転倒プレイに目眩すら感じ、尻尾を巻いて過呼吸気味にその場から命からがら逃げ出しました。

鼻にストローが刺さって涙目になったウミガメの気持ちに寄り添えた瞬間でした。

そんな苦い思い出を、昨日久々に思い出し、"思い出し動悸"を味わいましたが、 そんなおっちょこちょいな私の事も Standard Products のエコバッグは優しく包んでくれています。

そんなこんなで皆さんごきげんよう