プロジェクトが佳境を迎えており、今週は超絶大変な1週間でした。
私のストレスも皮膚から滲み出て来ており、いちはやく体内からアルコール消毒が必要な状況でした。
その日は朝から無性に焼き鳥を食べたくて、いっつもカウンター席が満席でまだ1度も入った事の無い地元駅前の人気焼き鳥店を覗くも、外で入店待ちしているお客さんがいるのが見え、急遽予定を変更。
まぁ人気店だし、金曜の夜だし、予約もしていないし、そんなトリプルコンボだったもんですぐに諦め、地元駅の隣の駅方面に散歩がてらてくてくと。
昼間はとても暑い1日でしたが、夜は夜で蒸し暑く、ちょっと歩いていると汗ばんできます。
もう早く麦入り炭酸ジュースを飲まないと祟り神になってしまいそうです。
今向かっているのは、ちょっと駅からは離れているけど、こちらもいつもカウンター席が埋まっているお店です。
残念。こちらもさっきと同様、トリプルコンボでした。
短時間に2回もトリプルコンボを喰らったので、ストリートファイターⅡなら、完全に頭の上にヒヨコが回っている状況。
もうお腹もペコペコだし、完全に祟り神になる前に、せめて人間の姿であるうちにどこか涼しいお店に入り、シュワシュワしないと…。
結局、隣の駅まで歩き、以前から気になっていた串焼き屋さんに入りました。
ジョッキから口を離す間も無く、加速度を伴ってあっと言う間に飲み干してしまいました。
この量の水を一気に飲み干すのってなかなか難しいですが、このシュワシュワの飲み物だと不思議にスイスイ吸収されます。
何とか、祟り神になる寸前で、人間の姿に戻ることができました。
お通しは、細く包丁の切れ目が入ったきゅうりの和物。
家系図に河童の名前が記載されているのではないかと疑うほど、きゅうりには目がありません。
まずはポテサラ選手を投入。
写真だとちょっと判り難いですが、何かオイリーな液体が上に掛かっています。
多分、イタリアンドレッシングなのかな?サラダにドレッシングを掛ける事に何も疑問を抱く事のない人生を送って来ましたが、ポテトサラダもサラダという名前がつく以上、生物学上もサラダなんでしょうし、ポテサラにドレッシングを掛けるのは、むしろ実は自然体なのかも!?
イタリアンドレッシングのポテサラもたまには良いですね。
メガタコハイ選手を投入。
ひと駅歩いたので水分補給が必要と判断しての起用です。我ながら良い采配です。
次に登場するであろうクリーンナップトリオに期待しながら、ポテサラをチビチビ摘みつつワクワク待ちます。
鶏皮、鶏レバー、鶏つくね!勿論タレで。
最強のクリーンナップトリオ。
鶏皮選手はどこのお店でもあまりクオリティに差が出にくいので、初めて入る焼き鳥屋さん串焼き屋さんでは必ず最初に頼みます。
美味しいです。幸せです。
鶏レバー選手については、中がレアでめちゃめちゃ美味しかったです!
丁寧に下処理されているんだと思います。
鶏つくね選手も幸せを練り込んでいるんでしょうね、とても美味しかったです。
よし!どんどん頼んで行こう!と言う意識とは裏腹に、ちょっとお腹が溜まって来ました。
ここからは慎重に試合を進めます。
ねぎま選手の投入。
人類が発明した文明の利器の最高ランク、ねぎま。
鶏腿肉と鶏腿肉の間に挟まっているのは、ネギと言う名のHappiness。
鶏ささみ柚子胡椒選手の投入。
オールタレで押し通す戦略でしたが、ここでサッパリ系を挟む采配。
ささみ肉なのにパサついておらず、ふっくらジューシー。
違法な何かを混ぜていないか不安になるレベル。
お腹もだいぶ満足して来たので、最後にアスパラベーコン巻き選手(タレ)を投入。
人類が発明した文明の利器の最高ランク、アスパラベーコン。
アスパラが巻かれているのは、ベーコンという名のTenderness。
いや〜、食べたモノ全て美味しかったです。
通りに面した2階のお店なので、外から様子を伺えずずっと気になっていたので、美味しいことが分かり良かったです。
そんなロケーションもあり、美味しいのに店内は空いていました。
1人、カウンターで飲みながら、今日は七夕かぁ〜なんて思いながら、昼休みに寄った職場近くの郵便局に飾られていた笹飾りをふと思い出しました。
バリバリのオフィス街にも関わらず、短冊には小さなお子さんの文字で願い事が書かれているのが微笑ましかったです。
ひょっとしたら郵便局員さんのお子さんなのか、それとも利用客が書いたものなのか分かりませんが、「息継ぎが上手にできるようになりたいです」とか「パン屋さんになりたいです」とか、ほっこりする内容の中、ちょっと気になった短冊が2つありました。
1つは、「パパがママを叩かないようになるといいです」というちょっと保健所に通報を考えてしまう様なセンセーショナルな内容。
もう1つは、「かなりえずくえなりかずき」という、パッと見、回文??と思いましたが回文にすらなっていない謎の短冊。もはや願い事でも何でもない、何の目的で記されたのか謎すぎるメッセージ。
私が短冊に何か願い事を書くとしたら、なんて書くかなぁ。
"老眼と五十肩が軽減します様に"くらいかなぁ、多くを望んでも叶う事もないだろうし…なんてことを考えながら、帰りもひと駅歩いて帰路に着きました。
汗だくになったので、シャワーを浴びて冷蔵庫から缶ビールを取り出し、プシュッと延長戦に突入。
そうして私は週末を迎えるのでした。
そんな訳で、皆さんごきげんよう。
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