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50代独身おじさんの日常

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〈ことわざ〉黙り虫壁を通す

“黙々と努力する者が大きな仕事を成し遂げる。”という例えの諺で、“普段は大人しくて目立たない人が、油断をしているととてつもない大きな事をしでかす。”という意味を持つ諺ですが、私はこの諺がとても好きです。

特に仕事をする上では土壇場で一発逆転満塁ホームランを打てる事なんてほぼ無いので、日頃からコツコツ積み上げていくしかなく、自分を律する意味でもこの諺を意識して取り組んだりしています。

人それぞれ色々な考えややり方があるので、何が正しいとか何が間違っているなんてことは無く、あくまでも自分の場合は、という前置きをしつつ、私の場合は性格的に有言実行と言うのがあまり得意ではなく、不言実行型だと思うのでそんな性格も相まりこの諺が好きなんだと思います。

例えば仮に何か資格を取得するにしても「絶対〇〇の資格を取得するぞ!」と宣言してしまうと自分に変なプレッシャーが掛かってしまったり外野からの思わぬ阻害が発生したりするので、あくまでもダマテンで、水面下で黙々と勉強して取得出来てから言いたいタイプなんですね。会話の中で聞かれたりする自然な流れの中で「あぁ、その資格、実は持ってますよ。」とシレッと言いたいタイプだからと言うのもあります。

まぁそういう性格的なモノはきっと、過去にダマテンでやっていた事が周囲にバレてしまい自分の手からスルッと逃げてしまう様な感覚を味わった出来事が多分自分の中では軽いトラウマになっているのかも、と思います…

子供の頃、砂場で山を作って一生懸命トンネルを掘って、やっと貫通する…という辺りで近所のガキ大将が来て「お!すげぇじゃん!ここにアンテナが有った方がかっちょイイじゃん!ここには川が流れてた方が…」と、自分がコツコツ積み上げて来た成果が横取りされ、勝手に木の枝を刺されたり、勝手に水路を加えられたりしていくサマを見ていると、次第に自分が積み上げてきたモノが他人の手によって奪われてしまう感覚に襲われ、その瞬間もう一気に興味が無くなってしまう、と言う出来事がありそれが多分今の考え方にも作用しているのかなぁなんて思ったりもします。

で、そんな時「おい!やめろよ!」とガキ大将の胸ぐらを掴める様な性格だったら多分この諺を好きにはなっていなかったのかもしれませんが、アダルトチルドレンだったもんで、顔ではニコニコしながらも、子供ながらに今度はガキ大将が来ない別の公園で作ればいいや、と諦め自分の心を防衛していたんだと思います、そしてその頃からきっと何かをやり遂げるには誰にも見つかってはならない、と完全犯罪を目指して来た様に思います。犯罪じゃ無いけど。

ふと朝っぱらから好きな諺について考えたのがキッカケで、自分の人格形成の礎となった事柄などに思いを巡らせる事になりましたが、たまにはこういった自分のルーツというか今の自分を形成する素となった事など考える機会もイイかなと思いました。

まぁそんな訳で今週も頑張りましょう。それでは皆さんごきげんよう