先週、遠近両用メガネを作りましたよ、とBlogにも書きましたが、Webでお客様ページを確認するともう出来上がっていると表示されていたので、仕事が終わったら引き取りに行こうと、朝からウキウキワクワクな50代のおじさんがいました。
思い起こせば、混雑した通勤電車の中では、全く見えていないスマホ画面を、見えるフリしてスクロールしてみたりして、コレ一体誰に対してのアピールなんだろ？と思う様な事もしばしばありましたが、もうそんな謎の見栄を張らずに済む訳ですから、私の心は晴々としています。
ウキウキワクワクな私は、スキップなんぞしながら遠近両用メガネを引き取りに行く夜を心待ちにしていた訳ですが、普段しないスキップなんぞしたせいで、部屋の角の所に脚の小指を強打してしまい、もんどり打ってしまいました。
心はウキウキワクワクしているのに、心臓を移植したかの如く脚の小指はズッキンズッキンドックンドックン。
さっきまでウキウキワクワクだったおじさんの表情は、一気に苦悶の表情に…。
ぶつけた小指は見る見るうちに内出血で青黒くなっていき、パンパンに腫れて来て、あっという間に、お隣の薬指の倍くらいの太さに膨れ上がり、小さなアメリカンドックみたいに。
幸い、骨が折れている様な感じの痛さでは無いので、そこについては運が良かったのですが、いかんせん、その腫れっぷりにはちょっと自分でも引いてしまいました。
「最優先で病院に行くべき」と冷静な与党が提議するも、「遠近両用メガネを優先すべき！！」と謎の野党がシュプレヒコール。
そしてこう言う、両極に揺れる局面では、なぜか野党が過半数の議席数を確保してしまうのが、B型おじさんの悲しいDESTINY。
仕事が終わり、苦悶の表情のまま、"苦悶いくもん♪" と強がりフェイスで脚を引きづりながら、メガネ屋さんに向かう私。
息も絶え絶えメガネ屋さんに到着し、ブツを受け取り、我慢できずに早速、遠近両用メガネをかけて帰路につく訳ですが、ホント、快適過ぎますね遠近両用メガネ！！
早速帰りの電車の中で、遠くにぶら下がる吊り広告と、手元のスマホ画面を見比べてニヤつく私と、電車の揺れで負傷した側の脚に体重が掛かり苦悶の表情を浮かべる私が、交互に現れるので、キン肉マンの阿修羅マンみたいな状態になってはしまいましたけども、今回の野党はなかなか良い仕事をしてくれました。
脚を引きづりながら帰宅し、患部を保冷剤でギンギンに冷やしつつ、体内からも痛みを和らげる為に、アルコールを摂取。
きっと、アルコールを飲めば痛みも麻痺するだろうし、痛みがおさまっている間に寝てしまい、朝起きたら痛みも引いているだろう。
そんなパーフェクトプランで飲み始めるも、アルコールで血流が活発になって、むしろ痛みが増し、再び苦悶の表情に。
阿修羅フェイスも、苦悶で固定。
なんでこんな簡単なトリックが見破れなかったのだろうと落ち込む私。
"酒を飲んだら血流が活発になる" という簡単なトリックも、遠近両用メガネでは見破れないみたいです。（←遠近両用メガネのせいにするな）
まぁそんなこんなで視界クッキリ足元ズキズキな私ですが、昨日よりも痛みは少し引いて来たので2〜3日もすれば治りそうな気がします。
それでは皆さん、ごきげんよう。
