メーカーが決めた規定量。
例えば、カップ麺の容器の内側にある、お湯の規定量を明示化する為の線。
皆さん、あのラインってどう捉えていますかね?
人によっては、ラインよりも低い位置でお湯を入れるのを辞め、濃い味を楽しむ方もいれば、規定量きっちりに入れてメーカーが推奨する正規の味を堪能する人もいるでしょうし、はたまた規定ラインよりも多めに注いで薄味で楽しむ人もいるかと思います。
私は、多めに注ぐタイプです。
カップ麺の類は、規定ラインなんて無視してかなり多めに注ぎます。
表面張力で溢れるギリギリの線を狙って注ぎます。
多分おしなべて考えると、メーカー推奨の湯量よりも100ccくらいは多めに注ぐことになるんでしょうかね。
これ、子供の頃からずっとそうなんですけれども、規定量のお湯で作ると、何だか味が濃過ぎると感じてしまうんですよね。
それと、いっぱいのお湯で、規定時間の3分も無視し、7〜8分、ひどい時は10分以上してから蓋を開け、ふやけた状態になっているのが好きだったりするから、という理由もあります。
数年前に「10分どん兵衛」がSNSなどから瞬く間に拡散された際には、「ようやく追いついて来たな」くらいの謎の先行者マインドで暮らしていました。
ただこれ、規定量でやっちゃうと汁がなくなりがちなので、カップ麺と対峙した時の私の流儀としては、規定量よりも多い湯量で臨む、ということになります。
同様の事が、フリーズドライのお味噌汁にも言えまして、規定量が「160ml」と規定されていたりするのですが、家の味噌汁のお椀は300mlくらいは入る容量なので、お湯も300ml入れる様にしています。
300mlの湯量で作るお味噌汁。
相当味が薄くなると想像される方もいるかと思いますが、300mlでちょうど良い(まだ若干塩っぱい)くらいなんですよね。
ちょっと毛色は異なりますが、フルーチェの牛乳なんかも、規定量の倍くらい入れて、ユルユルの飲める状態に作ります。
だもんで、初めて規定量で作った時のあのプルプル感には驚きました。
「これは、フルーチェじゃない…」と。(いやいや本当はこっちが正解なんですけどね)
きっと多分、あまり裕福ではなかった家で育ったので、おやつにフルーチェが出てくる頻度も相当少なかったのですが、たまに出てくる贅沢なおやつのフルーチェはユルユルで、ソレが正義だと思って大人になってしまったので、未だにユルユルな私です。
人によっては、その頃の反動で規定量きっちり、あるいは少なめのプルンプルン状態のフルーチェに取り憑かれるケースもあるのでしょうけれども、人間の舌って不思議ですよね。
先週からずっと忙しい日々が続いており、ブログも更新する気力も起きず、テレワーク時にカップ麺を食べるシチュエーションが増えるという、BADスパイラルな状態な事もあり、規定量について考えておりました。
規定量といえば…、業務時間も、1日8hという規定量が決まっている筈なんですけどねぇ…。
今日は絶対に規定量(定時)で上がってやろうという強い意志でおります。
それでは皆さんごきげんよう。