かれこれ半年間ほど、試行錯誤しながらバジルを育てておりまして…。
鉢植え状態で、土に種を蒔き、発芽させ、良い感じに成長し、調子に乗って乱獲していたら、一旦全ての株が瀕死状態になってしまい、育成方法を水耕栽培に切り替え、1から育て直している…という話は、確か前回Blog記事に書きましたが、今回はその続編です。
なんかイマイチと言うか、生育速度は遅く、"グングン育っている"感というものを感じるには至らない、そんな感じの牛歩状態。
まるで「アナタが思う程簡単な女じゃないんだからっ!」というレジスタントぶりすら感じます。
バジルは、そんな反逆的な態度で成長を拒んでいるかの様にも見えますが、もう私もいつまでも悠長に構えている訳ではありません。
そっちがその気なら、こっちも強硬策に出させて貰いますよ?と。
彼女には内緒で、こんなものを投入する事にしました。
"栄養の泉"。
ズルいやり方ですが、早い話、ドーピングです。
彼女に気付かれない様に、日々の水やりに交えて、何回かに1回、こいつを混ぜ込んでやるのです。
育つのを徹底的に拒む彼女も、いつの間にか、自分の身体に起こり始めている変化に気付くことになるでしょうが、その時はもう既に手遅れで、彼女の意思とは裏腹に、尋常じゃない速度で育ち、ワッサワッサに葉を蓄えて行くことになるのです。
生きている中で絶対に口にする事のないセンテンスだと思っていた「嫌がっているけど身体は正直じゃないか」を、初めて言う時が不意に訪れました。
※「ギャフン」より先に口にするとは思いませんでした。
まぁ冗談はさておき、このドーピングが功を奏して、週1ペースでトマトとバジルの冷製パスタが作れるくらいコンスタントにバジルを収穫できると嬉しいです。
まぁそんな訳で虎視眈々とバジル長者を目指す私ですが、ドーピングのその後についてもまたご報告しますので、お楽しみに。
それでは皆さんごきげんよう。