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50代独身おじさんの日常

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鯖の塩焼きとエロチシズム

※今回はちょっと性的嗜好の話をしますので、そう言ったトピックが苦手な方は、ここで引き返して頂けると幸いです。


先週の出勤日、ランチタイムに同僚たちとオフィス近くの定食屋さんに行きました。

本日の定食は、
 A:焼肉定食
 B:メンチカツコロッケ定食
 C:焼魚定食
 D:ハンバーグ定食
というラインナップ。
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私達の隣のテーブルには、私達よりも1組先に入店した別の会社のOLさんと思しき女性達が4名。

入店した順番につき、OLさん達のテーブルのオーダーを先に取る店員さん。


OLさん達は思い思いの注文をされており、一番歳上と思われる50代後半くらいの女性は、焼魚定食のC定食頼まれていました。

すぐさま、我々のテーブルにも、店員さんが注文を取りに。
皆それぞれ、思い思いにAだのDだのと注文した訳ですが、私はその日、朝から焼魚の口になっていましたし、本日の焼魚は鯖の塩焼きと言う事でしたので、迷う事なくC定食の焼魚定食一択でファイナルアンサーした私でした。

決して揺るぐ事の無い、焼魚への熱い想いを抱きつつ、塩鯖の焼き上がりを待ちます。


各種定食が五月雨式に次々と運ばれる中、我々おじさん連中は、仕事とは関係のない、お子さんの受験の話や、趣味の釣りの話などに花を咲かせておりました。

おじさんという生き物(自分もおじさんど真ん中のクセに)の話に全く興味のない私は、顔ではニコニコ、適当に相槌しながら受け流しつつ、頭では全く別の事を考えておりました。

何を考えていたかと言うと、隣のテーブルの、焼魚定食を注文した女性の事。
"隣のテーブルの、焼魚定食を注文した女性" といちいち書くのも面倒なので、ここでは仮に鯖子さんと呼びます。

私はガン見とならない様、極自然な視線移動(自分ではそう思っている)で、鯖子さんの焼魚に対峙するその立ち居振る舞いを、ついつい目で追ってしまっておりました。

何故ならば、鯖子さんの箸捌きと流麗な食べ方がとてつもなく美しかったものですから。

もう、途中からガン見しちゃっていたかもしれません。


個人的な性癖の話をこんなところでするのは大変恐縮ではありますが、焼魚を綺麗に食べることができる女性に、グッときてしまうところがあります。
この ”グッ” は、サピオセクシャルな自分にとって、性的な ”グッ” です。

何故グッと来てしまうのか?については、多分2通りの理由があるのだと思います。

1つは、単純に、食いしん坊な女性(食に対するモチベーションが高い女性)に惹かれるという理由。
食べると言う行為は、即ち「生きる事そのもの」であって、生きる事に対して真摯に向き合う姿勢や、綺麗に食べる事で「命を頂く事に対する感謝の意」が見て取れる、そんな所作の表れに、本能的な欲望に振り回される事なくインテリジェンスで自分の行動を制御できるバランス感覚に惹かれるのかも知れません。

もう1つは、魚の骨と身の構造をしっかり把握していないと焼魚を綺麗に食べるのってコツが要るので、そういった物事の構造や仕組をきちんと理解しているインテリジェンスさに惹かれるという理由。
もし仮に、理知的に理解していなくとも、本能的に構造や仕組みを把握出来ているのであれば尚の事、生きて行く為の本能が研ぎ澄まされている様に感じ、惹かれてしまうというか…もっと直接的な表現を使うと、そう言った学術的探究心と本能のバランスに "エロさを感じてしまう" 訳です。

まぁ、サピオセクシャルでない方にとっては「何言っているんだこの変態は!」としか思われないかもしれませんけどもね。


鯖子さんには大変申し訳ありませんが、私はそんなエロい目で鯖子さんの一挙手一投足を観察してしまっていたかもしれません、おじさん達の自慢話に生返事しながら。

考えてみたら、同僚達に対しても失礼ですよね。
上機嫌でお子さんの愚痴に見せかけた自慢話(←随分と辛辣な表現)などをされている最中、顔ではニコニコ聞いているフリして頭の中では全く関係の無いエロい事を考えちゃっていた訳ですし。


ところで。
昔から、焼魚を綺麗に食べる人は床上手、みたいな揶揄がありますが、それってあながち間違ってはいないと私は思っています。
やはり物事の構造や仕組を本質的に理解しているからこそ、相手を喜ばす事が出来たり、自分が気持ち良いと感じる感覚をきちんと言語化出来たりする訳ですし。
そう言った、欲望に対する探求心的なところにもグッと来てしまう性分だったりする訳です。

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ちなみに鯖子さん、見た目はとても大人しめな感じと言うか小綺麗な恰好だけどどこか地味目な感じの見た目の女性だったので、勝手に、鯖子さん大人しそうに見えるけど、夜は積極的なのかな…なんて、ほんと要らぬお世話で且つ超絶失礼な妄想を、僅か1mという至近距離でかましているおじさんが隣のテーブルに居る事を決して悟られぬ様、必死でおじさん達に愛想笑いを振りまくランチタイムでした。

 

まぁそんな訳で、いつも以上にしょーもない内容でしたので、後で軽く切腹しておこうと思います。
それでは皆さんごきげんよう