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50代独身おじさんの日常

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記憶の交錯

昨日は、高校3年生の頃にクラスメイトだった女友達と飲みに。

この女友達は、同じクラスではあったものの、当時特に接点もなくほとんど話した事のない間柄だったのですが、数年前に開かれた同窓会で卒業して以来ぶりに会い、大人になってから改めて話してみたら、意外と良い奴だと解りそれ以来たまに会っては飲む、という仲に。

まぁ、とは言え、向こうは家事育児仕事と忙しいので、頻繁には飲みに行けはしないのだけれど、そもそも友達の居ない私にとっては、貴重な飲み友達なので、飲みに誘われた時は必ず手土産を持って馳せ参じる訳です。

ちなみに昨日は、たまたま寄ったデパートで北海道展が催されていたので、月寒あんぱんのギフトセットを買って献上しておきました。

 

で、タイトルにもありますが、"記憶の交錯"。
高校卒業から何億年も経っているので、様々なところで当時の記憶が交錯していて、彼女が「こんな事があったの覚えてる?」というと私は「え?そうだったっけ?」だし、私が「こんな事あったの覚えてる?」というと彼女は「え?そうだったっけ?」な事だらけ。

本当は彼女の記憶が正しくて、私は自分の脳内で勝手に思い出を塗り替えてしまっているのか、はたまたその逆なのか。
修学旅行は何年生の頃に行ったとか、こんなイベント事があったとか、その辺の大きなイベント単位での記憶ですら、とことん整合性が保てず、終始笑いっぱなし。

そんなこんなで3時間くらい飲んでサクッと解散し、私は少し飲み足りなかったので地元近くまで戻り、1人飲み。

カウンター席で1人飲みつつ、なんであんなにも記憶が違うのだろう?って事をボンヤリ考えました。

その彼女と飲みながら "1人で飲食店に入れる/入れない" について話していた時、彼女は1人では入れないタイプで、その理由としては女性1人だと恥ずかしいとかそういう事ではなく、「美味しい」とか「綺麗」とか「楽しい」という感情を「誰かと共有したい」という欲望が強いので、1人だとそれが出来ないから1人での飲食店入店はハードルが高く感じる、と言っていたのを思い出しました。
だから多分彼女の脳の記憶プロセスは、感情が動いた時にそれを共有した時点で記憶として刻み込まれる仕組みなんだと思いました。

一方、私は飲食店だろうとどこだろうとあまり気兼ねせず1人で入店するタイプ、というかそもそも友達も居ないので1人で行くしかないのですが、美味しいモノや綺麗な景色などは、誰かと一緒にというよりもむしろ「自分1人で堪能したい」欲望が強い、と。
で、誰かと一緒だと、コミュ二ケーションを取る事に脳のリソースが割かれてしまい、純粋に「美味しい」や「綺麗」や「楽しい」を刻み込みにくい、と考えてしまうタイプ。きっと多分、「美味しい」や「綺麗」や「楽しい」をそのままダイレクトに脳に刻み込む仕組みなのかな、と。

まぁそういった脳の記憶プロセスの仕組みに違いがあるから、お互いの「記憶の起点」が異なり、その先に紡ぎ出される「記憶の線」が交錯するのかなぁと、勝手に結論付けました。

まぁそんな事をボンヤリと考えつつ、自分なりの納得感が得られたので、1人飲みを終了し気持ち良く帰宅。


この土日はかなりのんびり過ごせて、だいぶリカバリーできた気がします。
という訳で、皆さんごきげんよう