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50代独身おじさんの日常

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恋愛左翼?恋愛右翼?

昨日の朝、早起き起きをし、ふと急に思い立ってオートバイでツーリングに出かけた訳ですが、運転中にぼんやりこんな事を考えておりました。

"自分は何故、いつも突発的に旅に出るのか?"
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まぁ、計画性が無いと言う事の裏返しでもあるのでしょうけれども、旅行などを前々から計画を立てていると、段々窮屈になってしまい、行くのが面倒臭くなってしまうんです。
他人と旅行に行ったり、誰かとつるんでツーリングに行ったりするのが、とてつもなく苦手なタイプの協調性ナッシングな人間なんです。

なので毎回旅行やツーリングに行く度に「今回も、思い立ってから旅立つまで、素早かったなぁ。」と思うのです。
パスポートや各国の情勢などに左右されない国内旅行に限りますが、極端な言い方をすると、その日の気分で行き先が変わる、と言った感じなのです。

だもんで、今までお付き合いしてきた方と親密になり、旅行に行くとなった段階で、そのお相手と長続きするか、成田離婚ではありませんがその旅行を境に歯車が狂い始めるかが分断されるので、お相手の方の旅に対する考え方も結構大きく影響する事を肌で感じてきました。

折角お互い忙しい時間を調整して、結構なお金を使って非日常を味わう為に、前々から計画を立てたいのに、何故あなたはいつも無計画なの?信じられない!
まぁ、そんな不満をぶつけられてしまうのは致し方ないですよね、自分でも解ってます…。


確か、数年前に "フード左翼とフード右翼" という書籍が話題となり、派生して恋愛左翼と恋愛右翼といったトピックも話題になったのを、ふと思い出しました。


まぁ立ち位置が変われば、左翼も右翼も入れ替わる訳ですが、ここでは "革新派=左翼" 、 "保守派=右翼" みたいな位置付けだったかと思います。
例えば…
A. 「早い安い美味いファストフードは合理的」と考えるのがフード左翼(革新派)
B. 「身体に入る物は安全性の高いものであるべき」と考えるのがフード右翼(保守派)
…みたいな構図だったかと思います。

これはどちらが良いとかどちらが悪いではなく、あくまでも「大きく分けると2分されるよね」という思考の基軸の話で、この基軸の左側に居るのか、はたまた右側に居るのかによって、見えてくる景色も異なる(考え方に不一致が生じる可能性がある)という、そんな感じだったかと思います。

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上記は、概ね似通った思考の持ち主同士ですが、旅行と食事に対するスタンスや考え方が異なる、といった例です。

旅行に関しては、
旅行はハプニングを楽しむ物であり、旅先での出会いや触れ合い、そういったものを重要視する男性と、
キッチリ計画を立てて、非日常なアクティビティを無駄なく楽しむ事こそが旅行の醍醐味、と考える女性。

食事に関しては、
専業主婦だった自分の母親がそうだった様に、パートナーの女性にも手料理が当たり前と考える男性と、
共働きだった自分の母親がそうだった様に、出来合いのおかずや冷凍食品を多用するのが当たり前と考える女性。

しつこいですが、どちらが良い悪いではありません。
どの様に考えているか、というだけの事で、これは育ってきた環境などにも深く影響を受けている部分でもありますよね。
でも、お互いが歩み寄って妥協ポイントで折り合いが付けば、きっとこの2人はうまくやって行けるのだと思います。

ただ、長い年月で培ってきた思考の癖はすぐに修正できるものでもありませんので、お互いの意見が衝突し、どちらも譲らない、あるいは片方だけが折れる…みたいな形となってしまって徐々に不満が蓄積し関係性が悪化していくのだと思うのです…。


で、昨日のツーリング中、ヘルメットの中で私は自分の思考基軸について考えてみたところ、こんな感じなのではないかと。
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結婚:夫婦別姓とか、主婦主夫逆とか、同性婚とか、別居婚とか、双方が納得しているのであれば良いんじゃない?というタイプ。
セックス:必ずしもお互いが毎回イかなくても、極端な話、裸で手を繋いでいるだけでもそれは立派なセックスだし、逆に、相手を傷付け無い配慮がしっかりしていればパートナー以外と身体だけの関係を深めることも生物学上は別に悪い事では無いと考えるタイプ。
旅行:宿の予約もせずに出たとこ勝負、宿が取れなかったら取れなかったでそれはそれで旅の良い思い出と考えるタイプだし、むしろ良いネタが出来たと考えるタイプ。
食事:ジャンクフードもお袋の味も両方好きな食いしん坊タイプ。
買い物:この5項目では唯一慎重な超保守派、衝動買いをして後悔したくないし、買い物でストレスを発散するどころか、大きな買い物時はストレスが溜まるタイプ。

この5項目に限らず、好きな音楽とかお笑いとか色々な基軸があると思いますし、自分がどちら側に位置する思考の持ち主なのかを知る事は、面白いかもしれませんね。
という事で、きっと今このBlog記事を読んで下さっている皆さんの中でも、「あぁ解る解る!」って項目もあれば「絶対無理!!」って拒絶態勢に入る方もいらっしゃるかと思います。
まぁ「皆違って皆良い。」って奴です。

改めてこうやって自分を見てみると、きっと多分「人生なる様にしかならない」「良い時もあれば、ダメな時もある」みたいなケセラセラな感覚が根っこにあるのかなぁ、なんて思います。

まぁとは言え、"左" と書いた項目でも、必ずしも左じゃないとダメな訳ではなく、ある程度は合わせられますよというスタンスではあります。
"合わせられる" というのは、あくまでも、バランスの話であって、私だけ100%合わせるのではなく、相手も私に合わせてくれるという「お互いに歩み寄れれば」ベースの話ではありますけれどもね。

こだわるポイント(死守したいポイント)と、別にどっちでも良い事、のバランスとでも言うんですかね、妥協ポイントの折り合いを付けるのって。
で、そう考えると、私が死守したいのって、右か左かではなく、右でも左でも実はどっちでも良くって「お互いを尊重できるか」なのかなぁと、今更ながら気付きがありました。

なので、例えば今回の旅行は無計画を楽しみ、次回の旅行は計画的旅行を楽しむ、みたいな双方の歩み寄りを許す相手なら、上手くやれるのかなぁなんて思う訳です。
もっと早く気付いていれば良かったなぁとこの歳になって思う訳ですが、こういうことって皆さん若い頃から解っていて(或いは感覚的に解っていて)ご結婚されているのでしたら、凄いなぁ〜って思っちゃいます。

まぁそんな訳で、段々何を書きたかったのか迷子になってきてしまったので、この辺で締め括りますが、何を書きたかったんでしたっけ?誰か教えて下さい。
それでは皆さんごきげんよう