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50代独身おじさんの日常

キラキラ要素は0%です。

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人生の半分損してる論

「え〜!!〇〇をXXしたこと無いなんて、人生の半分損してるよ〜!!」みたいな乱暴な理論を振りかざす人、私の周りには割と多いです。

例えば、私は嫌いな食べ物って特に無くて好き嫌い無くなんでも食べてしまう雑食人種な訳ですが、唯一、下処理の甘いラム肉の独特の匂いが苦手なんですが、まぁそれくらいなもんなんです。あとはもう落ちているもでも食べてしまうくらいの雑食性が売りな私です。

そんな、食に関してはほぼほぼ全方位網羅している私ですら、人生半分損してる理論の餌食になることがあります。

「え〜!!!それは美味しいラム肉を食べた事無いからだよ〜!人生半分損してるって!!今度美味しいラム肉の店知っているから行こうよ!!」

この圧からしてもう、ラム肉を食べる前からお腹一杯になってしまいます。

ま、でも逆に考えると、美味しいラム肉さえ食べれば、私の人生は、100%損しない無敵の人生になるって訳ですよね。

 

…ホントですかね?

 

そもそも of そもそもの話として、人生なんて得する事も有れば損する事も有る訳で、推しなべて考えればデフォルトで人生の半分は損している、という事が言えると思います。

なので「人生の50%は既に損している」状態からスタートすると、私がラムを食べない事で受ける損失は、元々の「人生の50%は得している」部分に対する係数として掛かって来るので、こんな感じになる訳ですよね。

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ラム肉を食べないだけで人生いきなりこんなにハードモードになってしまうのであれば、渋々ラム肉を食べる事も検討せざるを得ませんが、一方で、そんな思いまでしても、スタート時点の50%損している状態に戻るだけなので、あまり旨味が無いなぁと思ってしまいますし、もし仮に食べる事にしたとして、年に一体何回ラム肉を食べるんだって話で、年にせいぜい1〜2回食べる程度のラム肉によって私の人生がそこまで左右されるだなんて、やり切れないです。

こうなったら、私だけが損するのではなく、相手にも同様に人生の半分損してる論を振り翳せば、自分も損している、相手も損しているという図式になるので、相対的な損得はデフォルト状態に戻るので、私が救われる手段は、もはや人生の半分損してる理論を振り翳すしか有りません。

 

そうか。

世の中、誰もが人生半分損してる論を振り翳し合う事で自分の損失を補填していたのね。

まぁでも、足の引っ張り合いは好きでは無いので、私は細々と25%の得にしがみついて生きていこうと思います。

それでは皆さんごきげんよう